2014.11.23-24 総合研究機構フォーラム2014
“Only at TUSを目指して”
東京理科大学総合研究機構は、本学における分野横断的横型研究の活性化、学内・外の壁を取り払った共同研究の推進、並びに社会との連携の強化等を実現することを目的として設置されました。本フォーラムでは、各研究センター、研究部門、社会連携プロジェクト、共同利用・共同研究拠点、戦略研究課題および総合研究機構専任教員が最新の研究成果を、また、研究機器センターが現状を報告します。これについて徹底した意見交換を行い、更なる連携の可能性を探り、「日本の理科大から世界の理科大へ」躍進を始めた大学の研究組織として、グローバルな視点に立ち、意欲的な研究活動の発展を目指します。
【ポスター】
開催要項
開催日時
平成26年11月23日(日) 9:30~17:45(交流会 17:50~19:20)
平成26年11月24日(月) 9:30~17:00
会場
野田校舎 カナル会館3階 会議室 (交流会: カナル会館1階食堂)
対象
本学教職員・学生
※学外の方も参加できます
※講演会・交流会ともに参加費無料
問合せ先
研究戦略・産学連携部 研究推進課(野田)
電話:04-7122-9151 (平日8:30-17:00) FAX :04-7123-9763
E-mail: rsc-ml@tusml.tus.ac.jp
講演プログラム
11月23日(日)
9:30~9:40 森口副学長 挨拶
9:40~10:00 戦略的物理製剤学研究基盤センター
10:00~10:20 RNA科学総合研究センター
10:20~10:40 戦略的環境次世代健康科学研究基盤センター
10:40~11:00 キラリティー研究センター
11:00~11:20 創薬フロンティア研究部門
11:20~11:40 バイオオルガノメタリクス研究部門
11:40~12:00 アカデミック・ディテーリング・データベース部門
12:00~13:00 (昼食)
13:00~13:20 トランスレーショナルリサーチセンター
13:20~13:40 医理工連携研究部門
13:40~13:55 イメージングフロンティア研究部門
13:55~14:10 TUSイメージング研究戦略
14:10~14:30 量子生命情報研究部門
14:30~14:50 先端ホログラフィ技術研究開発センター
14:50~15:10 赤外自由電子レーザー研究センター
15:10~15:25 (休憩)
15:25~15:45 “戦略研究課題 「海洋性光合成生物の多様性を利用したエネルギー・バイオマス創生」”
15:45~16:05 “戦略研究課題 「摩擦抵抗低減のためのせん断場における固液界面の微細流動場計測技術に関する研究」”
16:05~16:20 総合研究機構・野島雅講師
16:20~16:35 総合研究機構・高柳英明教授
16:35~16:50 総合研究機構・渡部俊太郎教授
16:50~17:05 総合研究機構・坂口謙吾教授
17:05~17:20 総合研究機構・黒田玲子教授
17:20~17:35 総合研究機構・阿部正彦教授
17:35~17:45 講評 横倉常務理事
17:50~19:20 交流会
11月24日(月)
9:30~ 9:50 先端都市建築研究部門
9:50~10:10 先端情報通信研究部門
10:10~10:30 長万部地域社会研究部門
10:30~10:50 インテリジェントシステム研究部門
10:50~11:10 山岳大気研究部門
11:10~11:30 次世代データマイニング研究部門
11:30~12:00 “火災安全科学研究拠点火災科学研究センター”
12:00~13:00 (昼食)
13:00~13:20 グリーン&セーフティ研究センター
13:20~13:40 光触媒国際研究センター
13:40~14:00 太陽光発電研究部門
14:00~14:20 エコシステム研究部門
14:20~14:40 ナノカーボン研究部門
14:40~15:00 未利用熱エネルギー変換研究部門
15:00~15:15 (休憩)
15:15~15:35 界面科学研究部門
15:35~15:55 分子連関相乗系研究部門
15:55~16:15 三菱化学ナトリウムイオン電池開発プロジェクト
16:15~16:30 研究機器センター
16:30~16:40 講評 岡村理事
16:40~17:00 まとめ 福山総合研究機構長
開催報告
11月23日24日の2日間にわたり、総合研究機構フォーラム2014“Only at TUSを目指して”が野田キャンパスで開催され、例年より100名多い延べ410名の出席がありました。
総合研究機構は、本学における分野横断型研究の活性化、学内・外の壁を取り払った共同研究の推進、並びに社会との連携強化等を実現することを目的に設置され、本学の研究活動の中核となることが期待されております。
フォーラムでは、総合研究機構に所属する各研究センター、研究部門等から最新の研究成果について紹介があり、研究機器センターからは現状報告がありました。今年度は学長重点配分予算にて採択された戦略研究課題の中から2つの研究課題も発表に加わりました。分野を超えて活発な意見交換が行われるとともに、各組織内でのテーマの絞込み・位置づけの明確化と、それに基づいた組織間連携の可能性が追求されました。
横倉常務理事、岡村研究担当理事からは、学内外、分野を超えたダイナミックな研究活動の展開とそれを踏まえた大型外部資金への積極的な応募に期待すること、さらに学内発のベンチャー企業の設立などについて講評がありました。
交流会は森口副学長の挨拶で始まり、理事長差し入れのワインがあっという間になくなるほど大変活発な意見交換がありました。最後に、福山機構長からは、総合研究機構で保有する研究資源の有効活用や今年度新たに実施されたアドバイザリー委員会の成果について講評と総括があり、閉会の辞とされました。
2日間にわたり、総合研究機構の関係者が一堂に参集し、さまざまな視点に立った意見が飛び交いそれを基に議論を深める交流がなされ、今後の更なる研究活動の展開とその世界展開が期待されるフォーラムとなりました。