2013.11.24-25 総合研究機構フォーラム2013
“Only in TUSを目指して”
東京理科大学総合研究機構は、本学における分野横断的横型研究の活性化、学内・外の壁を取り払った共同研究の推進、並びに社会との連携の強化等を実現することを目的として設置されました。本フォーラムでは、各研究センター、研究部門、社会連携プロジェクト、共同利用・共同研究拠点が最新の研究成果を、また、研究機器センターが現状を報告します。これについて徹底した意見交換を行い、更なる連携の可能性を探り、2013年「日本の理科大から世界の理科大へ」躍進を始めた大学の研究組織として、グローバルな視点に立ち、意欲的な研究活動の発展を目指します。
【ポスター】
開催要項
開催日時
平成25年11月24日(日) 9:30~17:45(交流会 17:50~19:30)
平成25年11月25日(月) 9:30~17:15
会場
野田校舎 カナル会館3階 会議室 (交流会: カナル会館1階食堂)
対象
本学教職員・学生
※学外の方も参加できます
※講演会・交流会ともに参加費無料
問合せ先
研究戦略・推進部 研究推進課(野田)
電話:04-7122-9151 (平日8:30-17:00) FAX :04-7123-9763
E-mail: rsc-ml@tusml.tus.ac.jp
講演プログラム
11月24日(日)
9:30 ~ 9:40 学長挨拶
9:40 ~ 10:00 グリーン&セーフティ研究センター
10:00 ~ 10:20 光触媒国際研究センター
10:20 ~ 10:40 先端デバイス研究部門
10:40 ~ 11:00 太陽光発電研究部門
11:00 ~ 11:20 エコシステム研究部門
11:20 ~ 11:40 ナノカーボン研究部門
11:40 ~ 12:00 未利用エネルギー変換研究部門エネルギー
12:50 ~ 13:10 界面科学研究部門
13:10 ~ 13:30 分子連関相乗系研究部門
13:30 ~ 13:50 三菱化学ナトリウムイオン電池開発プロジェクト
13:50 ~ 14:20 火災科学研究センター・火災安全科学研究拠点
14:20 ~ 14:40 危機管理・安全科学技術研究部門
14:40 ~ 15:00 次世代データマイニング研究部門
15:15 ~ 15:35 山岳大気研究部門
15:35 ~ 15:55 インテリジェントシステム研究部門
15:55 ~ 16:15 長万部地域社会研究部門
16:15 ~ 16:35 先端情報通信研究部門
16:35 ~ 16:55 先端ホログラフィ技術研究開発センター
16:55 ~ 17:15 研究機器センター
17:15 ~ 17:30 講評 横倉常務理事
17:30 ~ 17:45 講評 岡村研究担当理事
17:50 ~ 19:30 交流会
11月25日(月)
9:30 ~9:50 がん医療基盤科学技術研究センター
9:50 ~ 10:10 戦略的物理製剤学研究基盤センター
10:10 ~ 10:30 RNA科学総合研究センター
10:30 ~ 10:50 戦略的環境次世代健康科学研究基盤センター
10:50 ~ 11:10 キラリティー研究センター
11:10 ~ 11:30 トランスレーショナルリサーチ部門
11:30 ~ 11:50 創薬フロンティア研究部門
11:50 ~ 12:10 バイオオルガノメタリクス研究部門
13:00 ~ 13:20 生命医科学研究所 ヒト疾患モデル研究センター
13:20 ~ 13:40 放射線増感剤SQAGの悪性腫瘍治療効果に関する研究開発プロジェクト
13:40 ~ 14:00 糖鎖工学プロジェクト
14:00 ~ 14:20 オーガンテクノロジーズ器官再生工学プロジェクト
14:20 ~ 14:40 赤外自由電子レーザー研究センター
14:40 ~ 15:00 量子生命情報研究部門
15:15 ~ 15:35 イメージングフロンティア研究部門
15:35 ~ 15:55 マイクロ・ナノ界面熱流体力学国際研究部門
15:55 ~ 16:10 研究推進室・野島雅講師
16:10 ~ 16:25 研究推進室・高柳英明教授
16:25 ~ 16:40 研究推進室・渡部俊太郎教授
16:40 ~ 16:55 研究推進室・並河一道教授
16:55 ~ 17:15 まとめ 総合研究機構長
開催報告
11月24日25日の2日間にわたり、総合研究機構フォーラム2013“Only at TUSを目指して”を野田キャンパスにて開催し、延べ306名の出席がありました。
総合研究機構は、本学における分野横断型研究の活性化、学内・外の壁を取り払った共同研究の推進、並びに社会との連携強化等を実現することを目的に設置され、本学の研究活動の中核となることが期待されております。
本フォーラムでは、各研究センター、研究部門、社会連携プロジェクト、共同利用・共同研究拠点、研究機器センターの代表者及び研究推進室メンバーから、最新の研究成果の報告がありました。藤嶋学長を交えて活発な意見交換が行われるとともに、各組織内でのテーマの絞込み・位置づけの明確化と、それに基づいた組織間連携の可能性が追求されました。
また、横倉常務理事、岡村研究担当理事からの講評では、中東における先端研究への取り組みなどの海外情勢や、プロジェクト間連携、産学連携の具体などについて、言及がありました。さらに10月着任の森口特命教授の乾杯の音頭で始まった交流会での意見交換も大変活発でした。
最後に、福山機構長による総括では、野田校舎10号館が研究施設としてリニューアルされ、機構全体として実効性のある有機的連携研究の環境が整備されたことについて言及があり、閉会の辞とされました。
2日間にわたり、総合研究機構の関係者が一堂に参集し、異なる分野の視点から出された意見を基に議論を深めるなど有意義な交流がなされ、今後の更なる研究活動とその成果が世界に向けて発信されることが期待されるフォーラムとなりました。