2025-2026_総合研究院パンフレット(和文)
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評価委員会公募課題選定委員会Tokyo University of Science共同利用・共同研究拠点として学外の研究者と先端的な共同研究を行っています松山 賢設立2009年7月   kasaianzen-ml@tusml.tus.ac.jpResearchCenterforFireSafetyScience目的今後の展開●テーマ掲示開始時期:2 月中旬●申 請 期 間:2 月中旬〜3 月中旬●採 択 結 果 通 知:4 月上旬●共 同 研 究 開 始:4 月〜翌年 3 月●成 果 概 要 の 提 出:翌年 4 月中旬拠点長創域理工学研究科国際火災科学専攻 教授KenMatsuyama本拠点では、火災安全に関する研究・教育を推進するとともに、共同研究及び共同利用に供し、我が国の火災安全研究・教育、次世代を担う学生・研究者の科学教育・研究の推進に寄与することを目的としている。世界の火災科学分野における教育・研究機関の拠点形成に向けて、ネットワーク化・人材育成の機能を高め、拠点活動を更に強化していきたい。 拠点の中心となる運営委員会は、委員長を中心に、10 名の委員(学内 5 名、学外 5 名)により構成されています。 運営委員会は、研究及び業務の基本方針、管理運営の基本方針 ( 予算の原案作成等を含む )、公募研究テーマ等の事業計画等々、本拠点に関する事項の最高意志決定を行う場となります。 運営委員会の傘下に公募課題選定委員会、および 2 つの専門委員会 (WG)を設けることで、円滑な運営を図っています。公募課題選定委員会および各専門委員会の役割は下記の通りです。 公募課題選定委員会公募された研究テーマに対し、申請課題の採否を検討する委員会。申請に対して、研究目的の明確さ、研究計画および研究方法の妥当性、申請予算の妥当性、研究の成果の見通しと発展性などを考慮して採択・不採択の審議を行います。 設備・機器管理専門委員会(WG)主に実大実験棟の利用計画の管理を行います。その他、施設内の設備・機器の維持管理も行い、さらに、利用者に対して設備・機器の使用方法等の講習会や安全管理講習なども行います。 研究テーマ策定専門委員会(WG)共同利用・共同研究として相応しく、かつ本拠点の目的や社会のニーズに見合った研究テーマを策定すべくテーマ・計画の立案を行います。 評価委員会共同研究の遂行状況や成果に関して中間・事後評価を行うことで、研究の方向性も含めたチェック機関としています。 国際化・ネットワーク化・人材育成の機能を高め、拠点活動を更に強化すべく、次の事業を展開しています。・様々な産業界のニーズに応える共同研究の実施・情報発信力の強化による広報活動及び人材育成への貢献本拠点は、火災被害損失の低減や火災の潜在リスクの抑制に資することを目的として、国内の知を集約させる役割を本拠点で担うことで、効率的かつ効果的な成果が期待されると同時に、多分野横断型の火災科学“理論”と大型実験施設による“実践”的対応を中心とした多くの研究が実施されています。 「火災安全科学研究拠点」は、2009 年に文部科学省より共同利用・共同研究拠点として認定され、学内外の研究者と協力し実施する共同研究を行っています。本拠点では、東京理科大学における火災安全に関する研究・教育を推進するとともに、全国の大学等との共同研究及び共同利用に供し、その成果を公開することにより、我が国の火災安全研究・教育、次世代を担う学生・研究者の科学教育・研究の推進に寄与することを目的としています。国内の知を集約させる役割を本拠点で担うことで、効率的かつ効果的な成果が期待されると同時に、多分野横断型の火災科学“理論”と大型実験施設による“実践”的対応を中心とした研究が実施され、火災被害損失の低減に大きく寄与することが期待されます。本拠点では主に、最新の技術により実現される都市空間において増大する火災リスクの抑制に資することを目的とした研究を国内外から広く公募します。 公募は、原則として年 1 回とし、研究開始は年度初めとしています。ただし、必要に応じて緊急を要するような研究課題については、随時公募型として年度の途中から申請をすることも可能です。申請に関するおおよそのスケジュールは次の通りです。 以下に示す重点研究課題 A、大規模実験研究課題 B、一般研究課題 C 〜 Hを公募しています。A. 異常事象の発生予測に関する研究内容:火災において、状態が急激に変化する事象(ここでは異常事象と呼びます)が生じて被害が急拡大することがあります。例として、着火現象、燻焼から有炎燃焼への遷移、フラッシュオーバー、バックドラフトなどが挙げられます。これらの異常事象が発生する前に予兆を検知できれば、火災被害の抑制や消防活動のリスク低下につながることが期待されます。2025 年度は、幅広い観点から異常事象の発生予測に資する研究を募集します。B. 建築物の構造耐火性等に関する実験的研究(※)C. 建築火災安全に関する基礎的研究D. 材料燃焼科学に関する基礎的研究E. 消防防災に関する基礎的研究F. 大規模火災に関する基礎的研究G. 火災安全・リスク評価に関する基礎的な研究H. その他(火災の科学および技術の発展に資する研究)(※) 大型壁炉、多目的水平載荷加熱試験装置を使用する等の大規模実験を伴う課題36 運営体制および評価の方法 今後の発展に向けた整備推進共同利用・共同研究拠点 目的 公募に関するスケジュール 公募研究テーマ[重点研究課題][大規模実験研究課題][一般研究課題]設備・機器管理専門委員会(WG)研究テーマ策定専門委員会(WG)総合研究院火災安全科学研究拠点(拠点長:火災科学研究所長)運営委員会図 拠点運営組織火災安全科学研究拠点

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