総合研究院パンフレット(日本語版)
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大学の両輪は「教育」と「研究」です。「教育」はそれぞれの学部・研究科において、「教養」とそれぞれの学問分野固有の「専門知識」両面の確かな基礎知識の修得を推進します。「研究」は基礎知識を基盤として、学問の分野を超え、さらなる高度な専門知識と的確な問題解決力による探求活動です。「教育」を縦軸とすれば「研究」は横軸。総合研究院は、2021年4月現在、3研究センター、20研究部門、1共同利用・共同研究拠点、1共創プロジェクトを擁する横軸を具現化した横断的研究組織です。様々な学問分野の基礎知識を礎とし、基礎と応用、学内と学外、国内と海外そして学問分野、センターや部門などのあらゆる壁を越えて、横断的に相互に作用しながら質の高いオリジナルな研究を遂行しています。本院では、国際連合が2015年にSDGs(持続可能な開発目標)を定める以前より、環境問題やエネルギー問題を意識した研究を進めており、本年(2021年)4月、「ウォーターフロンティア研究センター」と「スペースシステム創造研究センター」の2センターが始動しました。「ウォーターフロンティア研究センター」は、従前の「ウォーターフロンティアサイエンス&テクノロジー研究センター(2016年設置)」の研究をさらに推し進め、人類の水利用技術発展に貢献するため、「水界面」に焦点を当て、材料創成・計測分析・理論解析など様々なアプローチからの研究を進めています。「スペースシステム創造研究センター」は、エネルギー・環境問題の解決を目指し、「光触媒国際研究センター(2013年設置)」と「スペース・コロニー研究センター(2017年設置)」を発展改組したものです。ここでは、今までに培った光触媒技術による環境浄化・エネルギー創成に関わる総合システムの宇宙利用の研究と「宇宙」という極限閉鎖環境下で必要な空気・水・食料やエネルギーなど様々な居住技術の地上活用を研究する「地上―宇宙Dual開発」を行います。また、同じく本年より「共創プロジェクト」という新しい共同研究の仕組みをスタートさせました。これは本学の教員と企業による共同研究の成果や知見を学内外に発信することにより、新たな価値の創造に寄与することを目的としています。企業等の中期的な研究開発戦略にあった確実な研究成果が期待できる「知の共創」と呼ぶべき研究活動です。総合研究院の目標は、教員人事の流動性・機動性の強化と社会との繋がりの強化を実現し、活力と求心力に富んだ魅力■れる研究環境を生かして、次世代の社会を担う創造性豊かで多様性に富んだ多くの優れた人材を輩出していくことと、東京理科大学ならではの新しい学問の流れと可視化できる研究成果を創出することです。総合研究院は、センターや部門間の壁を越えて連携し研究することで、SDGsが示す地球規模の課題の解決に向けて取り組んでいきます。東京理科大学総合研究院長髙柳英明総合研究院長挨拶

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